上野公園のさくら並木散策
今日、秋葉原に用があったついでに
近くの上野公園に桜を見に行った。
上野公園は観光名所だし
土曜と日曜はもっと人出が多い。
今日は月曜だけど、花見の人出が凄い!
前に来たのはちょうど1年前
訪日外国人のインバウンドの仕事で
オランダ人のツアーの案内で訪れた。
日本人がチューリップ見たさに
オランダへ飛び立つのと前後して
オランダ人は桜の花目当てで
日本に向かうのが面白い。
上野公園は観光名所でなおかつ
地元の人や都民の憩いの場で
過ごし方も色々ある。
日本のルーブルと言われる
博物館.美術館も見所の一つで
コルビュジエの建築作品で
世界遺産指定を受けた
国立西洋美術館は注目度が高い。
子供連れのファミリーには
上野動物園のパンダ🐼が人気で
写真を撮るのに順番を守ること
などが書いてある。
いま上野公園は3月下旬から始まった
桜祭りで賑わっている。江戸時代から
桜の名所で、桜の本数も800本❗
公園入口のしだれ桜もみごとで
全体的に満開のときに来ることができた。
桜の種類もソメイヨシノを代表として
ヤマザクラ、かんひざくらなどが
あるのだが、どれがどれだか
いまひとつピンと来ない。
晴れてはいても、日中で12度くらいで
この時期にしては寒く冷え込んでいる。
今週木曜までは冬将軍が居座るから
せっかくの桜も開花した後
とうすべきか悩むのではないか?
そんなことはお構い無しに
場所取りが上手くいった花見客は
酒を片手に伝統的な花見を
楽しんでいる。
それをちらりと見ながら
訪日外国人は伝統的花見の手法に
共感のスマイルを浮かべ、写真を
撮っている人もいるし
また同意できない意思表示の
笑みを浮かべたり、肩をすぼめたり
している人もいる。
いずれにしても
花見という行動様式に
桜の花を愛でるという
日本古来のカルチャーを
感じてもらえれば、と思った。
冬将軍が猛威を振るうと
4月3日にはにわか雪となり
桜吹雪が舞うことになるかも。
屋台もいっぱい出ているし
暗くなってからも夜桜見物
しようという人には寒さが
厳しい今年の花見になりそうだ。
西郷隆盛像の前に来たとき
昨年のNHK の大河ドラマ「西郷どん」
のことを思い出した。
幕臣勝海舟との行き詰まる交渉
結果として決まった
江戸城無血開城
西郷の最期に下した決断がなければ
江戸城は新政府軍に攻め込まれ
江戸が火の海となって
私たちはこうして桜の花を愛でることは
できなかったかもしれない。
しばらく歴史のひとこまに
思いを馳せた後
尾道、姫路城など
昨年楽しんだ西日本の桜を
もう一度楽しみに行きたい
と思った。